Hello there, ('ω')ノ
〜「一度ネットに出た情報」は消せるのか?〜
🧠 個人情報は「漏れるもの」だが「管理できる」
インターネット上に一度出た情報は、完全に消すことは難しいのが現実です。 しかし、削除依頼や対策を適切に行うことで、拡散を抑えることは可能です。
📌 OSINTで「どこに何が出ているか」を把握し、削除・非表示・通知のアクションを取ることがポイントです。
🔍 よくある“削除したい”個人情報の例
情報の種類 | 具体例 |
---|---|
氏名・顔写真 | SNS・ブログ・まとめサイトの投稿、学校・職場の紹介ページなど |
電話番号・住所 | 名簿流出サイト、掲示板の晒し投稿、旧ネットショップ記載など |
メールアドレス | メール漏洩DB、PDF添付ファイル、掲示板履歴など |
SNS投稿 | 自分や他人が投稿した不適切な発言・画像 |
古い情報 | 既に退職した会社・古いイベント・過去のアカウント情報など |
🛠 削除依頼の基本ステップ
✅ 1. OSINTで露出状況を把握
- Google/Bing/Yahooで名前・メール・電話番号などを検索
"氏名" site:twitter.com
や"電話番号" filetype:pdf
などのドーキングも有効- Social Searcher や Pipl などでSNS・画像情報を網羅的に確認
✅ 2. 削除申請を出す(サイト別)
対象 | 方法 |
---|---|
Google検索結果 | Google 削除リクエストフォーム |
Twitter / X | 報告・削除申請フォーム(嫌がらせ・プライバシー侵害) |
YouTube | プライバシー侵害申請 |
まとめ・晒しサイト | サイト管理人へ直接連絡 or ドメインのwhoisから連絡先を探す |
掲示板(5chなど) | 各掲示板の「削除依頼板」 or 管理者メール宛に削除申請(証拠保存も同時に) |
✅ 3. 法的手段も視野に入れる
- 応じない場合や拡散が深刻な場合は、弁護士を通じた削除請求・開示請求も可能
- プロバイダ責任制限法や個人情報保護法に基づく対応が可能(日本国内)
✅ 削除後の再拡散を防ぐポイント
- SNS設定の見直し(非公開化・フレンド制限)
- 画像のExif情報・位置情報を事前に削除しておく
- 不用意に個人名を含んだPDFやブログ投稿を公開しない
🧰 おすすめの対応ツール・サービス
カテゴリ | サービス名 |
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検索可視化 | Google Alerts, Talkwalker Alerts |
削除代行 | Webリスク対策(デジタルタトゥー対策業者) |
記録保存 | Wayback Machine, Archive.today(削除前の証拠保全) |
✅ まとめ:「消せない」からといって諦めない
- OSINTを活用すれば、“どこに”“何が”公開されているかを客観的に把握できる
- 削除依頼・対応を適切に行えば、個人情報の拡散を食い止め、被害を最小化できる
- 大切なのは、知る・動く・記録するの3ステップを速やかに回すこと
Best regards, (^^ゞ