Hello there, ('ω')ノ
🧠 なぜOSINTにPythonが向いているのか?
OSINTでは、同じような調査を何度も繰り返す場面が多くあります。 たとえば:
- 特定のドメインからサブドメインを抽出
- SNSアカウントの投稿を定期的に取得
- 画像をまとめて逆検索
こうした作業を毎回手作業でやるのは非効率です。 そこで活躍するのが、Pythonによる調査の自動化です。
🐍 Pythonが選ばれる理由
理由 | 説明 |
---|---|
コードが読みやすい | 初心者でも直感的に理解しやすい |
ライブラリが豊富 | 情報収集・解析・データ処理用のツールが揃っている |
軽量で実行が速い | スクリプト形式で必要なときにすぐ実行可能 |
OSINTツールとの親和性 | theHarvester、SpiderFoot、Recon-ng などもPython製 |
🛠 OSINT自動化に使えるPythonライブラリ
ライブラリ | 用途 |
---|---|
requests |
WebページやAPIからのデータ取得 |
BeautifulSoup |
HTMLから情報を抽出(スクレイピング) |
Selenium |
ブラウザ操作の自動化(ログイン後の取得も可能) |
pandas |
データの表形式処理と整理 |
re |
正規表現による文字列処理 |
shodan |
Shodan APIでIoT検索を自動化 |
🧪 簡単な実践例:特定サイトのタイトルを取得する
import requests from bs4 import BeautifulSoup url = "https://example.com" res = requests.get(url) soup = BeautifulSoup(res.text, "html.parser") print("タイトル:", soup.title.string)
→ https://example.com
のタイトルが表示されます。
🧰 Pythonで作れるOSINT自動化ツールの例
ツール | 内容 |
---|---|
メール検索自動化 | Google/Bingでのメールアドレス露出を定期チェック |
SNS情報の収集 | Twitter APIなどを用いて特定ユーザーの投稿を保存 |
ドメインチェック | WHOISやDNS情報を定期的に取得・変化を監視 |
漏洩情報の確認 | HaveIBeenPwned APIを使ってメールアドレスの流出有無を確認 |
🔐 自動化の注意点
- アクセス回数が多すぎるとIPブロックやBANの可能性がある
- サイトのrobots.txtや利用規約を必ず確認
- 個人情報の取り扱いや、APIキーの管理は厳重に行うこと
✅ まとめ:「ちょっとしたPython」が大きな武器になる
- Pythonは、OSINT自動化のための最強ツールキット
- 特別な開発スキルがなくても、簡単なスクリプトで繰り返し作業が効率化できる
- 学ぶハードルは低く、得られる効果は絶大。調査力×技術力=OSINTの未来
Best regards, (^^ゞ