Shikata Ga Nai

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第15回:実務で役立つ!ファイルの見分け方と使い方

Hello there, ('ω')ノ

業務でデータを扱っていると、毎日のようにいろんなファイル形式に出会います。 たとえばCSVやExcel、PDF、JSON、画像ファイルまで――。 「このファイルってどうやって開けばいいの?」「何に使えるの?」と悩んだことはありませんか?


✅ ファイルの見分け方は「拡張子」で決まる

ファイル名の最後にある「.csv」「.xlsx」などの拡張子が、そのファイルの種類を示しています。 これを見るだけで、「どんなファイルなのか」「どんなツールで開くべきか」がすぐわかります。

拡張子 ファイル形式 主な用途
.csv CSV 表形式のデータ、シンプルなデータ交換
.xlsx Excel 複雑な表・関数・グラフ付きの表計算
.json JSON 構造化されたデータ、WebやAPIで活躍
.xml XML システム間のデータや設定情報
.html HTML Webページの構造
.pdf PDF 印刷用・配布用の固定レイアウト資料
.txt テキスト プレーンな文字データ
.jpg .png 画像 写真・グラフィックファイル

🧭 ファイル形式の見極めチャート

簡単に見分けたいときは、次のような観点で判断してみましょう:

  1. 見た目が表形式? → → CSV や Excel の可能性大
  2. {...} や [ ] が多い? → → JSON の可能性大
  3. タグ(<table> や <div>)が多い? → → HTML ファイル
  4. きれいにレイアウトされていて印刷用? → → PDF
  5. 文字だけのファイル? → → TXT(メモ帳で開ける)

📁 実務でよく使う形式と活用例

ファイル形式 活用例 備考
CSV 顧客リストの管理、データベースへの取込み 軽くて汎用性高い
Excel(.xlsx) 予算表、進捗管理、ダッシュボード 数式・グラフもOK
JSON Webシステム連携、API応答データ 開発者とやり取りが必要な場合あり
HTML Webスクレイピング、データ抽出 専用ツールや知識が必要
PDF 取引先との契約書、レポート 編集しにくいが印刷向き
TXT メモ、設定ファイル、ログの一部 軽量で万能だが装飾はなし

🔧 ファイル形式に合わせた「おすすめツール」

ファイル形式 開く/編集するツール
CSV Excel、Googleスプレッドシート、Python(pandas)
Excel Excel、Googleスプレッドシート
JSON Visual Studio Code、Notepad++、ブラウザの拡張機能
HTML ブラウザ(Chromeなど)、VS Code
PDF Adobe Acrobat Reader、ブラウザ(表示のみ)
TXT メモ帳、Notepad++、VS Code

💡 ファイルの変換も知っておくと便利!

実務では「形式を変換したい」場面も多くあります。

目的 方法
Excel → CSV 「名前を付けて保存」でCSVを選択
JSON → CSV オンライン変換ツールやPythonで加工
PDF → Excel Adobe Acrobatやオンライン変換サイト
HTMLの表 → Excel コピー&貼り付け、またはスクレイピングツール利用

✅ ファイルの扱い方で注意すべき点

  • 文字化け対策:CSVファイルは文字コード(UTF-8/Shift-JIS)に注意
  • ファイル破損の防止:拡張子を勝手に変えない(例:.csv → .txt)
  • 機密情報の管理:PDFやExcelにパスワードをかけるのも有効
  • 自動化の検討:繰り返し処理はツール(Python、RPAなど)で自動化可能

✨ まとめ:ファイル形式を理解すれば、作業効率が大幅UP!

覚えておきたいこと 内容
拡張子でファイル形式を見分ける .csv, .json, .htmlなどで判断
各形式に向いている作業がある 表計算・構造化・印刷用など
自分の目的に合った形式を使う 編集のしやすさ・共有のしやすさがカギ
必要なら変換もできる ツールや操作で柔軟に対応可能

Best regards, (^^ゞ