Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

第16回:公共データを活用しよう!おすすめのデータベース

Hello there, ('ω')ノ

「社内に使えるデータがない」「どこから情報を取ればいいかわからない」―― そんなときに頼りになるのが、公共データ(オープンデータ)の存在です。

最近では、国や自治体、研究機関などが無料で公開している信頼性の高いデータが豊富に存在し、 ビジネスや学習、レポート作成に幅広く活用できます。


✅ 公共データ(オープンデータ)とは?

公共データとは、国・地方自治体・公的機関などが公開しているデータのことです。 誰でも無料で閲覧・ダウンロードできるものが多く、次のような分野の情報が手に入ります:

  • 人口統計
  • 経済・物価・産業
  • 医療・教育・交通
  • 天気・災害・環境
  • 外国との貿易・国際関係

📚 初心者にもおすすめ!公共データベース5選

政府統計の総合窓口(e-Stat)

  • 🔗 https://www.e-stat.go.jp/
  • 総務省が提供する、日本国内のあらゆる統計データを集めたポータルサイト
  • 国勢調査、経済センサス、労働力調査などが無料で利用可能
  • Excel形式やCSV形式でのダウンロードにも対応

使い方例:人口推移、就業者数、都道府県別の教育水準分析


RESAS(地域経済分析システム)

  • 🔗 https://resas.go.jp/
  • 内閣府と経済産業省が提供する、地域の経済や人口の見える化ツール
  • グラフ・地図形式で直感的にデータが把握できる
  • 分析機能も豊富なので、プレゼン資料にも活用しやすい

使い方例:地域別の産業構成、人口減少傾向の可視化


世界銀行オープンデータ(World Bank Open Data)

  • 🔗 https://data.worldbank.org/
  • 世界の経済指標・開発状況などが英語で公開
  • GDP、教育支出、医療インフラなどの国際比較に最適
  • CSV形式で簡単にダウンロード可能

使い方例:日本と他国の経済成長比較、SDGs関連分析


Open Data METI(経済産業省)

使い方例:産業別の市場規模や変動傾向の分析に活用


気象庁オープンデータ

  • 🔗 https://www.data.jma.go.jp/
  • 気温、降水量、地震、津波などの防災関連データが充実
  • 過去データやリアルタイム情報も取得できる

使い方例:異常気象と売上変動の関係分析、災害リスク管理


🛠 公共データをうまく活用するコツ

  1. まずは目的を明確にする  例:「地域の人口推移が知りたい」「業界の成長率を把握したい」

  2. CSVやExcel形式でダウンロードする  表形式のほうが扱いやすく、分析にも向いています

  3. データの更新日や単位に注意する  最新データか、1000単位か%かなどを必ず確認

  4. データを結合して使う  たとえば「人口」+「産業別従業者数」などを組み合わせると、より深い洞察が得られます


💡 公共データを使ったアイデア例

分析テーマ 利用データ例
高齢化が進んでいる地域はどこか? e-Statの高齢者人口統計
地域ごとの消費傾向は? RESASの商業・消費データ
自社の市場は成長しているか? 経産省の産業別統計
天気が売上に与える影響は? 気象庁の過去天気データ
日本と海外の教育投資を比較 世界銀行の教育支出データ

✨ まとめ:公共データは“無料で使える最強の情報資源”

特徴 内容
信頼性 国や公的機関が発表する公式データ
無料 登録不要で誰でも利用可能なものが多い
幅広さ 社会・経済・環境など多方面に対応
実務活用 市場分析、地域戦略、リスク評価などに応用可

Best regards, (^^ゞ