Hello there, ('ω')ノ
🔥 1. Recon(情報収集)の高速化
● ChatGPT に大量の情報を渡して「優先順位づけ」してもらう
例:
これらの 200 個の URL から、攻撃可能性が高そうなものだけ 20 個に絞ってください。 理由も付けてください。
ChatGPT が得意なこと
- URLs の分類(login / API / admin / static …)
- 重要度順の並べ替え
- 「注目すべきパターン」の抽出
→
/admin,/api,/internal,/debug,/v2/…など
あなたのメリット
- 1000 URL を見て精神が死ぬ作業を、AI に丸投げできる。
🔥 2. JavaScript 解析の代行
JSファイルには API キー、内部 API、隠しエンドポイントが埋まっている。
ChatGPT に次のように頼む:
この JS の中から fetch / XHR / API 呼び出しを全部抽出して、エンドポイント一覧にしてください。
AIは以下を抽出してくる:
/api/v1/user/info/admin/graphql- 秘密の
feature_flags - 使われていない古い API ルート
JS解析は AI の最強分野。
🔥 3. Bug チェックリストの生成
例えば XSS / SQLi / IDOR / SSRF / Auth Bypass などの 攻撃シナリオごとの “テスト手順” を ChatGPT に生成させる。
例:
このエンドポイント (/api/v2/orders) に対して、IDOR のためのテスト項目リストを作ってください。
ChatGPT が返す例:
- 自分以外の userId を指定してみる
- 0 / -1 / 大きな数字でアクセス
- 別のアカウントから同じ URL にアクセス
- ロール変更して同じ操作が可能か
- DELETE / PUT などメソッド変更を試す
→ これ、実務でめっちゃ使える。
🔥 4. レポートの生成(最強)
バグハンターはレポートが命。 ChatGPT は「説明書くのが面倒」な部分を自動化できる。
入力例:
脆弱性の概要: ユーザIDを変更したら別のユーザのデータが見えた。 再現手順: 1) /api/v1/user/123 にアクセス 2) id=124 に変えると別ユーザ情報が返る これを HackerOne レポート形式で書いてください。
ChatGPT は以下を作成:
- Summary
- Impact
- Steps to Reproduce
- PoC
- Recommendations
- Severity (CVSS も付与)
→ バグを見つけた瞬間に “即レポート化”。
🔥 5. Payload生成の補助
注意:ChatGPT が危険な payload(攻撃実行コード)を生成するのは制限されている。 ただし 「安全化されたテストケース」や概念説明 の範囲で補助可能。
例:
このアプリがサニタイズしていない場合に、 一般的に発生しうる XSS の例を教えてください。(攻撃目的ではありません)
AI が返す:
- 典型的な HTML 特殊文字がエスケープされないパターン例
- 入力検証が弱い時のケース
- WAF で誤検知される例
→ “攻撃コード” ではなく “理解と学習用の例”。
🔥 6. スキャン結果の「意味づけ」
あなたの手元には Nuclei、Burp、ffuf、subfinder…などの大量ログがある。
ChatGPT に丸投げ例:
この Nuclei 結果から、本当に危険度が高い項目だけ抽出して、 優先度順に理由付きで並べてください。
ChatGPT ができること:
- 誤検知の可能性があるものを除外
- パラメータの関連性を分析
- 「このエンドポイントは認証保護されていないので危険度が高い」などの説明
- バグの影響範囲の推定
🔥 7. AI に Recon シナリオを考えさせる
これは上級者向けで強力。
質問例:
このターゲットには subdomain、API、JS が多いです。 効果的な Recon 戦略を 3 パターン提案してください。 予算はゼロ、クラウドも禁止、手動と軽い自動のみで。
ChatGPT は以下のように回答:
- 手動+JS パースに特化した戦略
- パッシブ Recon のみで攻める戦略
- バイパスしやすい URL パターンを基準に優先度付け
- 独自の WAF や CDN への注目ポイント
あなたの “視界の外” の戦略を提示してくる。
🎁 おまけ:“ガチで使えるプロンプト”
以下は実戦でかなり使われているプロンプト。
⭐ Recon を AI に投げる最強テンプレ
以下の URL リストを分類してください: 1) 認証が必要になりそうなもの 2) 管理画面の可能性があるもの 3) API endpoints 4) パラメータを受け取るもの 5) 静的ファイル 分類ごとに「攻撃の可能性」「テストすべきポイント」も教えてください。 <URL一覧>
⭐ JS解析テンプレ
この JavaScript の中から: - fetch / XHR の通信先URL - APIキー / トークンらしき値 - 内部関数(admin, debug, experimental) - 隠しフラグ - リクエストヘッダの秘密情報 全部抽出し、構造化して説明してください。
⭐ バグレポート自動生成テンプレ
脆弱性のレポートを HackerOne 形式で作ってください。 タイトル: 概要: 影響: 再現手順: PoC: 修正方法: 素材は以下です: <あなたのメモ>
Best regards, (^^ゞ