Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

OSINTの収集アプローチについてまとめてみた

Hello there, ('ω')ノ

 

OSINT(Open Source Intelligence、オープンソースインテリジェンス)の収集には、

主に「パッシブ」と「アクティブ」という二つのアプローチがあります。

これらのアプローチは、情報を収集する際の手法や行動の違いに基づいています。

 

パッシブOSINT

パッシブOSINTは、情報を収集する際に、対象やその他の関係者と直接的なやり取りを行わないアプローチです。

この手法では、公開されている情報を収集し、分析することに重点を置きますが、その過程で自分の存在や活動が対象に知られることはありません。

パッシブOSINTの目的は、可能な限り「影」のように行動し、対象に警戒されることなく情報を得ることにあります。

 

パッシブOSINTの例:
- オンラインで公開されている文書、レポート、ニュース記事の検索と分析
- ソーシャルメディアプラットフォーム、フォーラム、ブログからの公開情報の収集
- ウェブサイトのアーカイブやキャッシュを利用した情報の検索
- 公的記録(裁判所の記録、企業の登記情報など)の調査

 

アクティブOSINT

アクティブOSINTは、情報を収集する過程で、対象や関係者と直接的なやり取りを行うアプローチです。

この手法では、対話を通じて情報を得るため、ある程度自分の活動が対象に知られるリスクが伴います。

アクティブOSINTでは、潜在的な情報源との関係構築や、直接的な質問を通じて、より深い情報や確認されていない情報を得ることが目的です。

 

アクティブOSINTの例:
- ソーシャルメディアでの対象や関係者との直接的な交流
- オンラインフォーラムやチャットルームでの質問や議論の参加
- 調査対象に関するアンケートやインタビューの実施
- 情報提供を求めるための直接的なコンタクト(電話、メールなど)

 

まとめ
パッシブOSINTは、対象に気付かれることなく情報を収集する際に適しており、リスクが少ないです。

一方、アクティブOSINTは、より深い情報を得るために直接的なやり取りを伴いますが、活動が対象に知られるリスクが高くなります。

どちらのアプローチを選択するかは、調査の目的、利用可能な情報源、そして受け入れられるリスクのレベルによって異なります。

 

Best regards, (^^ゞ