Hello there, ('ω')ノ
大量プロンプトの自動化は、効率的なワークフローを構築するために重要です。
特に、スプレッドシートを使用して大規模言語モデル(LLM)へのプロンプトを一括で自動化する方法は、大量のデータを扱う際に非常に便利です。
1. スプレッドシートの準備
スプレッドシート(例えば、GoogleスプレッドシートやMicrosoft Excel)に、プロンプトに必要なデータを整理します。各行に一つのプロンプトに関連するデータを入力し、各列には異なる要素(例:ユーザー名、質問、日付など)を配置します。
具体的な例:
スプレッドシートの列:
A列: ユーザー名
B列: 質問
C列: 応答が必要な日付
データ入力例:
A2: "ジョン"
B2: "最新の映画について教えてください"
C2: "2023/04/12"
2. スクリプトの作成
スプレッドシートと連携するスクリプトを作成します。例えば、Google Apps Scriptを使用してGoogleスプレッドシートからデータを読み込み、APIリクエストを実行するスクリプトを作成します。
スクリプト例:javascript
function sendPrompts() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
var range = sheet.getDataRange();
var values = range.getValues();
for (var i = 1; i < values.length; i++) {
var userName = values[i][0];
var question = values[i][1];
var date = values[i][2];
var prompt = `ユーザ${userName}からの質問: '${question}' にどのように答えますか?`;
var response = callYourApiFunction(prompt); // この関数はAPIを呼び出して応答を取得するものです。
Logger.log('応答: ' + response);
}
}
3. APIとの連携
作成したスクリプトを使って、スプレッドシートのデータを基にプロンプトを生成し、それをLLM(例:OpenAIのGPT-4 API)に送信します。APIからの応答を受け取り、必要に応じてさらに処理を行います。
プロンプトの例:
「ユーザジョンからの質問: '最新の映画について教えてください' にどのように答えますか?」
4. 自動化の実行
スクリプトを定期的に実行するか、特定のトリガー(例:スプレッドシートの更新)に基づいて自動実行するように設定します。これにより、大量のプロンプトを効率的に処理できます。
このプロセスを通じて、スプレッドシートを使って大量のプロンプトをLLMsへ効率的に送信し、自動化された応答を生成するシステムを構築できます。
これは、顧客サービス、マーケティング、研究など多くの分野で利用可能な強力なツ
ールです。
Best regards, (^^ゞ