Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

第54回:データリテラシーとは?非エンジニアに必要な力

Hello there, ('ω')ノ

「データ活用が大事!」と社内でよく言われるようになったものの、 「結局、何ができれば“データリテラシーがある”って言えるの?」 と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

データリテラシーはエンジニアやデータサイエンティストだけのものではありません。 むしろ、現場で働く非エンジニアこそ身につけるべき“ビジネス基礎スキル”といえます。


✅ データリテラシーとは?

🔍 定義

データを正しく読み取り、意味を理解し、業務に活用できる力のこと。

読み書き能力(リテラシー)の「データ版」とも言えます。


📘 もう少し噛み砕くと…

  • グラフや表から意味を読み取れる
  • 数字をもとに仮説や行動を考えられる
  • 必要に応じて、自分でデータを確認できる
  • 怪しい数字を見抜く力がある

✅ 非エンジニアに必要な「4つの基本スキル」

スキルカテゴリ 具体的にできること
① データの読み取り力 グラフ・表・割合・推移を正しく解釈できる
② データの問いかけ力 「なぜこの数字?」「どの指標がカギ?」と考えられる
③ データの伝える力 上司や同僚に“簡潔にわかりやすく”説明できる
④ データ活用の習慣 感覚だけでなく“根拠ある判断”をするクセがある

✅ 実務の中でデータリテラシーが活きる場面

シーン データリテラシーがある人は…
営業日報 単なる数字だけでなく「傾向」や「要因」を分析できる
会議の資料作成 読み手が知りたいKPIや比較を押さえている
アンケート分析 数字の“偏り”や“サンプルの質”に気づける
上司への報告 「この数字だから、こう判断しました」と根拠がある

🧠 よくある「データリテラシー不足」の例と改善ポイント

よくあるケース 問題点 改善のヒント
表の数字をそのまま読み上げるだけ 意味や背景を伝えていない 比較や傾向、仮説を加える
「平均値」だけを見て判断する 外れ値やばらつきが無視されている 中央値・分布・範囲も確認する
グラフが見づらい・伝わらない 見せ方が不適切 視覚設計(色・レイアウト)を見直す
データを扱うのが怖い・苦手意識 経験がないだけ 小さな集計や比較から慣れるのが◎

✅ すぐに始められる!データリテラシーの鍛え方

方法 内容
✅ 自分で集計してみる Excelのピボットテーブルや関数を使ってみる
✅ ダッシュボードを見る習慣をつける Power BIやGoogle Looker Studioを毎朝チェック
✅ KPIを意識して業務を見る 売上だけでなく「率」や「回数」に注目してみる
✅ グラフを“読む”訓練をする 新聞や資料の図表を自分なりに説明してみる
✅ 「なぜ?」を問いかけるクセを持つ データに対して好奇心を持つことが第一歩!

✅ まとめ:「誰もがデータを使える組織」への第一歩

ポイント 内容
データリテラシーとは データを“読み、考え、使える”力のこと
非エンジニアにも重要 意思決定・説明・分析が求められる現場で必須
基本は4つの力 読む・考える・伝える・使うの4つを意識しよう
小さな行動から鍛えられる 毎日の業務の中で少しずつ身につけられる!

Best regards, (^^ゞ