Hello there, ('ω')ノ
✅ グラフ選びの基本ルール:まず「何を伝えたいか」を明確に!
グラフは見た目がきれいでも、目的に合っていなければ意味が伝わりません。 まずは次の4つの視点で、自分の目的を整理してみましょう:
見せたいこと | 適したグラフの例 |
---|---|
比較したい | 棒グラフ、帯グラフ |
推移を見せたい | 折れ線グラフ、面グラフ |
割合を示したい | 円グラフ、ドーナツグラフ |
関係性を示したい | 散布図、バブルチャート |
✅ 1. 棒グラフ(縦・横):比較の王道
✔ 向いている場面:
- 商品別、部門別、地域別の売上や数値比較
- KPI達成状況の見える化
✅ 縦棒グラフ(Column)
- 少数カテゴリ(5〜10個)に向く
- 時系列でも使える
✅ 横棒グラフ(Bar)
- 項目名が長いときや、比較対象が多いときに見やすい
✅ 2. 折れ線グラフ:時系列の推移を表すのに最適
✔ 向いている場面:
- 月別・週別・日別などの売上や件数の変化
- 時間経過に伴う傾向分析
✅ ポイント
- データが連続している場合に使用
- 複数系列を重ねることで比較も可能
✅ 3. 面グラフ(エリアチャート):推移+量の比較ができる
✔ 向いている場面:
- 各カテゴリの変化と合計の推移を同時に見たいとき
- 全体に対する構成の変化が重要な場合
✅ 4. 円グラフ・ドーナツグラフ:割合の見える化
✔ 向いている場面:
- 全体の構成比(例:顧客属性の割合、売上構成比)
- 「この項目は全体の◯%」と伝えたいとき
❗ 注意点
- 項目数が多いと見づらくなる(4〜6個までが目安)
- 数値が近いと違いが分かりにくい
✅ 5. 散布図:関係性(相関)を可視化
✔ 向いている場面:
- 価格と売上数の関係
- 顧客年齢と購買金額など、2つの数値間の傾向を見るとき
✅ ポイント
- 回帰線を追加すると分析的な印象UP
- 外れ値の発見にも有効
✅ 6. ヒートマップ:密度や傾向を色で表現
✔ 向いている場面:
- どの時間帯にアクセスが集中しているか
- 地域別の売上傾向など、“分布の偏り”を可視化
✅ 7. KPIカード/数値パネル:一目でわかる重要数値
✔ 向いている場面:
- ダッシュボードの上部に配置し、重要KPIを強調
- 達成率や前月比なども合わせて表示可能
🧠 よくあるグラフ選びのミスと対策
よくあるNG | なぜダメ? | 対策 |
---|---|---|
円グラフで項目が10個以上 | 直感的に伝わらない | 棒グラフで比較に変更 |
折れ線グラフに不連続なカテゴリを使う | 意味が通らない | 棒グラフや散布図に変更 |
色や軸がバラバラで見にくい | 統一感がなく混乱する | 配色と単位を整理する |
✅ まとめ:グラフは「伝える目的」で選ぼう!
目的 | グラフの種類 |
---|---|
比較したい | 棒グラフ |
推移を見せたい | 折れ線グラフ、面グラフ |
割合を見せたい | 円グラフ、ドーナツグラフ |
関係を見せたい | 散布図、バブルチャート |
強調したい数値 | KPIカード、指標パネル |
傾向や密度を色で見せたい | ヒートマップ |
Best regards, (^^ゞ