Hello there, ('ω')ノ
「せっかくデータをまとめたのに、なんだか伝わらない…」
そんな経験、ありませんか?
分析結果の説得力は、データそのものだけでなく、
「どう見せるか」=視覚デザインの工夫で大きく変わります。
今回は、ダッシュボードやレポート作成に欠かせない、見せ方の基本ルールについてご紹介します。
初心者の方でもすぐに実践できる、色・文字・構成の具体的なポイントを解説します!
✅ 1. 色の使い方:意味と視認性を意識しよう
🎯 ポイントは「色には意味を持たせる」こと
色 |
直感的な意味 |
使い方の例 |
赤 |
警告・悪化 |
KPI未達、異常値、エラー表示 |
緑 |
安全・達成 |
目標達成、良好な傾向 |
青 |
中立・信頼 |
タイトルや補足、リンク |
黄 |
注意・傾向変化 |
境界ゾーン、軽度の注意点 |
📌 注意点
- 同じ色は同じ意味で使う(色の使い回しを避ける)
- 色覚異常の方にも見やすい配色(赤・緑だけで判断しない)
- 色数は3~5色以内に抑えるとスッキリ!
✅ 2. 文字の使い方:読みやすさと強調のバランス
🔤 フォントの基本ルール
要素 |
推奨内容 |
フォント種類 |
明朝体よりもゴシック体(画面では特に) |
サイズ感 |
タイトル:16〜20pt、本文:10〜12pt以上 |
色使い |
黒・グレーをベースに、強調は紺や赤で変化を出す |
強調手段 |
太字・色変更・アイコンの活用(※下線や大文字多用は避ける) |
✅ よくあるNG例と対策
NG |
改善策 |
全部太字 |
強調がわからなくなる → 本当に見せたい部分だけ強調 |
カラフルすぎる文字 |
統一感がなく見にくい → 色は2〜3色に限定 |
小さすぎる文字 |
読む気を失う → 最低でも10pt以上を意識 |
✅ 3. 情報の構成:視線の流れを設計する
👁 視線の流れは「Z型 or F型」
レイアウト |
特徴 |
使い方の例 |
Z型(左→右→下) |
プレゼン・ダッシュボード |
上から順に見せる流れ |
F型(左上→縦→右上) |
テキスト多めのレポート |
サマリ→本文→グラフ配置 |
📘 情報の並べ方のコツ
- 全体サマリ(概要)を上部に置く
- 詳細や補足は下に展開する構成に
- 左にカテゴリ/右に数値 or グラフの配置が一般的
- 関連する項目は色・アイコン・線などでグルーピング
✅ 余白の使い方も大切!
- 情報を詰め込みすぎない
- セクションの間に適度な空間を入れると見やすさUP
- 背景色や枠線で情報ブロックを分けるのも効果的
🎯 実践チェックリスト:見せ方の自己点検!
チェック項目 |
できている? |
色は統一されていて意味が明確か? |
✅ / ❌ |
文字のサイズ・強調のバランスは適切か? |
✅ / ❌ |
レイアウトに一貫性があり、視線が自然に流れるか? |
✅ / ❌ |
情報量が適切で、余白も取れているか? |
✅ / ❌ |
受け取り手(上司・顧客など)に合ったトーンか? |
✅ / ❌ |
✅ まとめ:「見せ方」もデータの一部!
ポイント |
内容 |
色 |
意味を持たせ、使いすぎない |
文字 |
強弱をつけて、読みやすく |
構成 |
視線誘導とグループ化で「見やすい流れ」を作る |
全体 |
伝えたいメッセージが一目で伝わることが最重要! |
Best regards, (^^ゞ