Hello there, ('ω')ノ
データ分析やKPI管理が本格化する中で、一目で状況がわかる“見える化”ツールとして欠かせないのが「ダッシュボード」です。
でも、「何をどう作れば良いのか?」「見やすいってどういうこと?」と悩む方も多いはず。
今回は、ダッシュボードの基礎知識と、現場で本当に役立つ設計のコツをわかりやすく解説します!
✅ ダッシュボードとは?
🔍 定義:
重要な情報(KPIなど)を視覚的に一覧表示する画面のこと。 自動車のメーターに似て、業務の“現在地”や“異常”をひと目で把握できます。
📘 よく使われるシーン
部門 | 用途例 |
---|---|
営業 | 売上・成約率・訪問件数のリアルタイム表示 |
マーケティング | 広告効果・コンバージョン率の分析 |
カスタマーサポート | 問い合わせ件数・応答時間・満足度 |
在庫管理 | 商品別在庫数・出荷状況・補充アラート |
✅ 静的レポートとの違いは?
項目 | ダッシュボード | 静的レポート |
---|---|---|
更新 | 自動・リアルタイム | 手動更新が基本 |
操作性 | フィルター、ドリルダウンなど操作可能 | 閲覧専用 |
使用目的 | 状況把握・意思決定支援 | 報告・記録用 |
形式 | Web画面、BIツール | PDF、Excel、印刷資料など |
✅ よく使われるBIツール
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Microsoft Power BI | Microsoft製品との連携が強力。導入コストも低め |
Tableau | グラフの表現力が高く、操作も柔軟 |
Google Looker Studio(旧Data Studio) | 無料で使え、Google系サービスとの親和性が◎ |
Qlik Sense | データ探索に強く、多次元的な分析が得意 |
🛠 実務で役立つダッシュボード設計5つのポイント
① 目的を明確にする
- 「何を見るための画面か?」を最初に決める (例:営業進捗?広告効果?サポート状況?)
② 見る人を決める(ユーザー視点)
対象 | 表現の工夫 |
---|---|
経営層 | KPIに絞ったハイレベルなサマリー |
現場担当者 | 詳細データや日別グラフを重視 |
分析チーム | ドリルダウン・フィルター機能が重要 |
③ 情報を「視覚的に整理」する
工夫 | 具体例 |
---|---|
色の統一 | 良い=青、悪い=赤など直感的にわかるようにする |
レイアウトのグループ化 | KPI/詳細/推移などエリアを分ける |
グラフと数字の併用 | 数字のインパクトと変化の傾向を同時に伝える |
④ リアルタイム更新 or 定時更新の設定
- 常に変わるデータなら「リアルタイム接続」
- 日次・週次でよければ「スケジュール更新」
→ 業務ニーズに応じて選びましょう。
⑤ モバイル対応を意識する(重要!)
- 営業チームや現場作業者はスマホ・タブレットで見ることが多い
- モバイルレイアウトに最適化されているか要チェック!
🎯 よくある失敗例と改善策
よくある失敗 | 改善のヒント |
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情報が多すぎて見にくい | KPIだけに絞ってサマリ化する |
グラフの種類がバラバラ | 棒グラフと折れ線の組み合わせで統一感を出す |
フィルターが多すぎる | 必要最低限の操作に絞る |
更新が止まる | データ連携エラーに備えてバックアップ手段を用意 |
✅ まとめ:ダッシュボードは「見てすぐ判断できる」が命!
ポイント | 内容 |
---|---|
ダッシュボードとは | 情報を一画面に集約した“見える化”ツール |
BIツールで作成 | Power BIやTableau、Google Looker Studioなどが主流 |
設計のポイント | 目的/対象者/視覚設計/更新頻度を意識 |
現場での効果 | 業務のスピードと判断精度が劇的に向上! |
Best regards, (^^ゞ