Shikata Ga Nai

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第4回:試験の概要と受験方法:何を準備すればよい?

Hello there, ('ω')ノ

「CompTIA Data+の資格に興味はあるけど、試験ってどんな内容?難易度は?何を準備したらいいの?」 …そんな疑問を持つ方に向けて、今回は試験の形式や出題範囲、受験方法、学習の進め方を丁寧に解説します。


✅ CompTIA Data+とはどんな資格?

CompTIA Data+(DAO-001)は、データの分析・可視化・管理・ガバナンスに関する知識を評価する中級レベルの資格です。

対象者は、主に次のような方々:

  • データを扱う実務が1年〜2年程度ある方
  • あるいは未経験だが、これから分析スキルを身につけたい方
  • 部門を越えてデータに関わるビジネスパーソン全般

データの専門家でなくても、「ビジネスで使えるデータリテラシー」を身につけたい人にぴったりの資格です。


📝 試験の基本情報

項目 内容
試験コード DAO-001
試験時間 90分
出題数 最大90問
出題形式 単一選択・複数選択・パフォーマンスベース問題(実務シミュレーション)
合格ライン 900点中675点
試験言語 英語、日本語
試験費用 約250ドル(国・通貨により変動)
試験提供元 Pearson VUE(オンライン or テストセンター受験)

🧭 試験内容の内訳(ドメイン構成)

CompTIA Data+の試験は、以下の5つのドメインから出題されます。

ドメイン名 出題割合(目安)
1. データの概念と環境 15%
2. データの収集と準備(データマイニング) 25%
3. データの分析 23%
4. 可視化とレポート 23%
5. ガバナンス・品質管理 14%

▶ ポイント 実際の業務に近い「パフォーマンスベース問題」も含まれており、実務的な理解が求められます。単なる暗記だけでは不十分です。


💻 受験方法と流れ

1. 公式サイトでアカウント登録

CompTIAの公式サイトで、アカウントを作成します。

2. Pearson VUEで試験予約

試験は、世界中にあるPearson VUEのテストセンター、または自宅で受けられる「オンライン試験(OnVUE)」から選べます。

オンライン受験のメリット:

  • 自宅で受けられる
  • 試験日時が柔軟
  • 受験前にテクニカルチェックが可能

注意点:

  • ネット回線やカメラ・マイクが必須
  • 静かな個室環境が必要

3. 試験当日は本人確認書類を忘れずに

写真付きの有効なID(例:パスポート、運転免許証)が必要です。


🎓 試験対策に必要な準備とは?

① 試験範囲を把握する

まずは今回の連載で紹介している5つのドメインをしっかり理解しましょう。

② 公式教材や模擬試験を活用する

  • 公式書籍(CompTIA Data+ Certification Guide)
  • CompTIA公式模擬問題集(有料)
  • 無料のYouTube講座や英語の練習サイトも活用できます

③ 毎日15〜30分の学習を継続

未経験の方でも、2〜3ヶ月の継続学習で十分合格を目指せます。

▶ ポイント 学習の進め方については、後日の記事で「効率的な勉強法」や「無料教材の紹介」なども予定しています!


✨ まとめ:準備をすれば、未経験でも合格は可能!

CompTIA Data+は、決してエンジニア向けだけの試験ではありません。 むしろ、ビジネスの現場で「データを使って意思決定したい」人こそ、持っておくと強い資格です。

必要なのは、毎日のちょっとした積み重ねと、全体像を見渡す力です。

Best regards, (^^ゞ