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近年、ビジネスの世界では「勘や経験」だけでなく、「データに基づく意思決定」がますます求められています。売上の傾向を分析したり、顧客の動向を予測したり、業務改善のヒントを見つけたり。こうした意思決定の裏には、正確なデータ分析が欠かせません。
とはいえ、データ分析=専門職というイメージを持っていませんか? 実は、非エンジニアの会社員でも、日々の業務でデータを活かす力は大いに求められており、それを証明するのに役立つのが「CompTIA Data+(DAO-001)」という国際資格です。
✅ CompTIA Data+って何?
CompTIA(コンピューティア)は、IT分野のグローバルな認定団体で、セキュリティやネットワーク、クラウドなどの資格で知られています。そのCompTIAが初めて「データ分析専用」の資格として設計したのが、Data+(DAO-001)です。
この資格の目的は、「初級〜中級レベルのデータ分析スキルを持っていることを客観的に証明する」こと。特に、次のようなビジネス職種の方におすすめです:
- 営業・マーケティング部門でデータを活用したい人
- IT部門と連携する必要があるが、専門知識が不安な人
- エクセルやBIツールを使っているが、自己流でやってきた人
- 将来、データアナリストやデータサイエンティストにキャリアチェンジしたい人
📊 なぜ今「データリテラシー」が重要なのか?
ビジネスの現場では、膨大なデータが日々生まれています。社内システム、顧客のWebアクセス、業務日報、アンケート、SNS投稿などなど──。
しかし、「データがある」だけでは意味がありません。それを正しく集め、整え、分析し、わかりやすく伝えることで初めて、ビジネスに役立つ知見になります。
しかも、こうしたスキルはエンジニアだけでなく、すべてのビジネスパーソンに求められています。逆に言えば、少しでもデータに強くなれば、社内での信頼度や市場価値がぐんと高まるのです。
🧭 Data+で学べる5つのスキル領域
CompTIA Data+では、以下の5つの領域にわたってスキルを網羅的に身につけられます:
- データの基礎と環境(データとは?どこにある?どう扱う?)
- データの収集・整理(集め方、クレンジング、整形など)
- データの分析手法(統計、仮説検定、相関など)
- データの可視化・レポート作成(グラフ・ダッシュボードの使い方)
- データガバナンスと品質管理(セキュリティ、正確性、保持ルールなど)
どれも日常業務で「なんとなくやっていた」ことが、体系的に学び直せるのがポイントです。
📌 まとめ:Data+は「明日からの仕事」に効く資格
CompTIA Data+は、エンジニアを目指す人だけでなく、「データを使って仕事をもっと良くしたい」すべてのビジネスパーソンに向けた資格です。
資格を取ること自体も重要ですが、それ以上に「データで仕事を変える視点」を持てるようになることが最大の価値です。
Best regards, (^^ゞ