Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

第8回:効率的な検索テクニックとリソース一覧

Hello there, ('ω')ノ

🔍 検索にも“スキル”がある

OSINTの基本は「検索」です。 でもただのGoogle検索と、プロのOSINT検索はまったく違います。

✔️ 調べるキーワードの工夫

✔️ 検索演算子の活用

✔️ 専門的な検索エンジンの使い分け

――これらを使いこなせば、誰でも“情報収集の達人”になれます!


🛠 基本のGoogle検索テクニック(Google Dork)

Googleには、検索結果を“狙って絞る”ための特殊な命令(Dork)があります。

コマンド 意味
site: 特定のサイト内だけ検索 site:example.com 社員名簿
intitle: タイトルに含まれる単語を検索 intitle:"機密資料"
inurl: URLに含まれる文字列を検索 inurl:"/admin"
filetype: 特定のファイル形式だけを検索 filetype:pdf "人事評価"
-(マイナス) 特定のキーワードを除外 "会社情報" -求人 -採用

🧠 応用例"営業部" filetype:xls site:example.jp → example.jp内にある「営業部」と書かれたExcelファイルを検索!


🌐 Google以外の“OSINT向け検索エンジン”

Googleは強力ですが、すべての情報を拾えるわけではありません。 以下の専門的な検索エンジン・ツールも使い分けるのが効果的です。

📌 よく使われるリソース一覧:

種類 ツール名 内容
通常検索 Startpage Google互換だがプライバシー強化版
ダークウェブ Ahmia Torネットワーク用検索
コード検索 GitHub 検索 社内情報が公開されていることも…
ドメイン・IP調査 WHOIS Lookup 登録者や運営者情報を確認
IoTデバイス Shodan 世界中のネット機器を検索
メール・ドメイン調査 theHarvester OSINTの定番。メール収集ツール
画像逆検索 TinEye / Google画像検索 同じ画像が使われている他サイトを発見可能
SNS調査 IntelX / Twint 投稿履歴・アカウント情報調査に最適
漏洩データ検索 DeHashed 情報漏洩データの確認(要登録)

🧠 検索テクニックを“目的別”に考える

① 社員や個人を調査したいとき

  • SNS名、ハンドルネーム、過去の投稿内容を確認
  • 名前+会社名で画像検索も忘れずに

② 自社ドメインが悪用されていないか調べたい

  • site:example.com で不審なサブドメインやページを発見
  • ShodanでIP・ポート開放状況をチェック

③ 他社の採用戦略や事業展開を見たい

  • site:会社名 採用filetype:pdf "募集要項" で求人情報を探る
  • LinkedInの在職者数の増減も参考に

🧭 ヒント:OSINT Frameworkを活用しよう

🎯 https://osintframework.com/ このサイトは、ジャンル別にOSINTツールを整理した“情報収集の地図”です。

SNS・画像・政府データ・金融・ダークウェブなど、目的に応じたツールリンクが一目でわかるので、初心者〜プロまで必携!


✅ まとめ:「検索力=調査力」

  • 検索にも“設計”と“技術”がある
  • Google Dorkは、調査者の武器
  • 専門検索エンジンやOSINT Frameworkで効率アップ
  • 大事なのは「どんな言葉で探すか」「どこを探すか」

Best regards, (^^ゞ