Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

Proxyタブ → Interceptビューの解説

Hello there, ('ω')ノ

【起動方法】

  1. Burp Suiteメニューから Proxyタブ をクリック
  2. サブタブ Intercept を選択
  3. Intercept is on」(インターセプトが有効)になっていれば、リクエストがキャプチャされ、この画面が表示されます。

【上部バー】

  • Intercept on / off  Burpがリクエストを捕捉(インターセプト)するかの切り替え  → ONの場合、リクエストがBurpで止まり、手動で「Forward」するまで送信されません。

  • Forward  リクエストを**そのまま送信(転送)**します。

  • Drop  リクエストを破棄し、サーバに送信しません。

  • Request to:  現在キャプチャ中のリクエストの宛先ホストを表示

  • Open browser  Burp内蔵ブラウザ(Burp browser)を起動して、Proxyキャプチャ用の通信を実行可能にします。


【リクエスト一覧】

キャプチャされたリクエストの履歴一覧。 この画像では、以下の2件が表示:

  1. POST https://ps.piwik.pro/ppms.php
  2. GET https://portswigger.net/users/youraccount/personaldetails

【リクエスト内容(中央)】

  • Requestタブ  選択されたリクエストの内容が表示されています。

表示モード:

  • Pretty / Raw / Hex → 整形 / 生データ / 16進数 表示

リクエスト例(画像内容一部):

POST /ppms.php HTTP/2
Host: ps.piwik.pro
Content-Length: 530
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded; charset=utf-8
User-Agent: Mozilla/5.0 ...
Origin: https://portswigger.net

【右ペイン:Inspector】

選択中のリクエストを構成する項目をカテゴリ別に表示:

  • Request attributes(属性)
  • Request query parameters(クエリパラメータ)
  • Request body parameters(POSTデータ)→ この例では36項目あり
  • Request cookies(クッキー)
  • Request headers(ヘッダー)→ 20個

※各セクションを展開して、項目単位で編集も可能(Community Editionでは制限あり)


【画面下部】

  • Event log, All issues → ログや検出された問題への切り替え
  • Memory: 175.0MB → 使用メモリ量
  • Disabled → 自動スキャンなどの機能が無効状態

【まとめ】

この画面は Burp Suiteの中心的な機能である「Proxyのインターセプト」操作画面です。 ここでリクエストを止めて、中身を確認・編集・送信/破棄することで、 手動テストやペネトレーションテストが柔軟に行えます。

初心者はこの画面で以下を学ぶと効果的です:

  • HTTPリクエストの構造(メソッド、ヘッダー、ボディなど)
  • Burpの「Forward / Drop」操作
  • ブラウザとの連携(Burp browser使用)

Best regards, (^^ゞ