Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

3. Pythonの基本① 〜変数・データ型・リスト・辞書〜

Hello there, ('ω')ノ

🔍 1. 変数とは?

変数(Variable) とは、データを保存するための「名前をつけた箱」のようなものです。
例えば、次のように変数を定義できます。

# 変数の定義
x = 10
y = 5

# 計算して出力
print(x + y)  # 15

変数を使うことで、データを格納し、あとから再利用 できます!


🔢 2. Pythonの基本データ型

Pythonには、さまざまなデータ型(データの種類)があります。

データ型 説明
int 整数(整数値) 10, -5, 100
float 浮動小数点数(小数) 3.14, -2.5
str 文字列(テキスト) "Hello", 'Kaggle'
bool 真偽値(True/False) True, False

📌 整数(int)と小数(float)

a = 10   # int(整数)
b = 3.14 # float(小数)

# 計算
print(a + b)  # 13.14

Pythonでは、整数 (int) と小数 (float) を自動で区別して扱ってくれます。


📌 文字列(str)

name = "Kaggle"
print(name)  # Kaggle

文字列は "(ダブルクォート)または '(シングルクォート) で囲みます。

🔹 文字列の連結

first = "Hello"
second = "Kaggle"
message = first + " " + second
print(message)  # Hello Kaggle

🔹 文字列の長さを調べる

print(len(name))  # 6

len() を使うと、文字列の長さ(文字数)を取得できます!


📌 真偽値(bool)

True または False の2つの値を持つデータ型です。

is_kaggle_fun = True
print(is_kaggle_fun)  # True

これは、条件分岐(if 文)でよく使います!


📋 3. リスト(list):複数のデータをまとめて管理

リストは、複数の値をまとめて格納 できるデータ型です。
データ分析では、大量のデータを扱うため頻繁に使います!

# リストの作成
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]

# リストの要素を表示
print(numbers)  # [1, 2, 3, 4, 5]

# リストの長さ
print(len(numbers))  # 5

リストのデータは、[](角カッコ)で囲んで作成します。


📌 リストの要素にアクセス

print(numbers[0])  # 1(先頭の要素)
print(numbers[-1]) # 5(最後の要素)

Pythonのリストは「0番目から」数えます!


📌 リストに要素を追加・削除

numbers.append(6)  # 末尾に追加
print(numbers)  # [1, 2, 3, 4, 5, 6]

numbers.pop()  # 最後の要素を削除
print(numbers)  # [1, 2, 3, 4, 5]

append() を使うと 新しいデータを追加 できます!
pop() を使うと 最後の要素を削除 できます!


📌 リストのスライス(部分取得)

print(numbers[1:3])  # [2, 3]

list[start:end] の形式で 「start番目」から「end-1番目」までのデータ を取得できます!


📌 4. 辞書(dict):キーと値のセット

辞書は、「キー」と「値」をセットで格納できるデータ型 です。
データの名前(キー)と値を組み合わせることで、検索や管理がしやすくなります!

# 辞書の作成
person = {
    "name": "Alice",
    "age": 25,
    "city": "New York"
}

# キーを指定して値を取得
print(person["name"])  # Alice
print(person["age"])   # 25

辞書は {}(波カッコ) を使って作成し、キー: 値 のペアをカンマ , で区切ります。


📌 辞書の要素を追加・更新

person["job"] = "Data Scientist"  # 新しいキーを追加
person["age"] = 26  # 既存の値を更新

print(person)

キーを指定すると新しいデータを追加 できます!
すでにあるキーを指定するとデータを更新 できます!


📌 辞書の要素を削除

del person["city"]
print(person)

del を使うと、指定したキーのデータを削除 できます!


📝 まとめ

変数を使ってデータを保存できる!
Pythonには int float str bool などのデータ型がある!
リスト(list)は複数のデータをまとめて扱うのに便利!
辞書(dict)は「キーと値」のペアでデータを管理できる!

Best regards, (^^ゞ