Shikata Ga Nai

Private? There is no such things.

フォレンジックツールのテストについて少しだけふれてみた

Hello there, ('ω')ノ

 

何気にデジタルフォレンジックの世界をのぞいてみたものの。

この世界は、テクニカル以外にいろいろと難しい問題もあったりで。

 

ディスク分析でソフトウェアを調べる際には。

対処する必要要件みたいなものがあるようで。

 

1つ目は、プラットフォームはテストされているかということで。

そこでプラットフォームの有効性をテストする組織がいくつか存在していたり。

たとえば、下記のコンピュータフォレンジックツールテストプログラムなど。

 

 https://www.cftt.nist.gov/

 

ここでは以下のようなことが書かれていて。

NISTのコンピュータフォレンジックツールテスト(CFTT)プロジェクトの目的は。

下記によってフォレンジックツールをテストするための方法論を確立することだとか。


 ・ツール仕様

 ・テスト手順

 ・テスト基準

 ・テストセットの開発

 

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2つ目は、刑事訴訟と民事訴訟におけるツールの使用の検査で。

裁判所が認めたものは特段ないようですが。

ツールは証拠の規則に準拠する必要があったりと。

つまり、テストされていないプラットフォームだったり。

証拠の規則に準拠していないプラットフォームを使用すると。

法的手続きから証拠が除外される可能性もあったりと。

結果として、アナリストが間違った結論に達することもあるようで。

 

Best regards, (^^ゞ